レンタルサーバーでは、PhantomJSを標準ではサポートしていない場合があります。その場合は自分で実行ファイルを持ってくる必要があります。今回はその手順を紹介します。
私の場合はXreaにて動作させることにしました。
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まずはシェルからPhantomJSを利用したアプリケーションを設置したいディレクトリに移動します。次に、以下のコマンドを打ち込みます。
wget https://bitbucket.org/ariya/phantomjs/downloads/phantomjs-2.1.1-linux-x86_64.tar.bz2
tar jxvf phantomjs-2.1.1-linux-x86_64.tar.bz2
こうすることで、巨大なphantomjsファイルがbinディレクトリの中に展開されます。これを適当な階層に持ち上げてきます。
パーミッション
このファイルは実行ファイルですので、chmodやFTPソフトの機能から、phantomjsファイルに実行属性を与えます。この手順は忘れがちですが、最も重要な部分です。
動作確認
phantomjsファイルを設置したディレクトリで、
./phantomjs -v
と入力します。これでバージョンが表示されれば設置完了です。
スポンサーリンク使用方法
今回はパスが通っていない場所にファイルを設置したため、これを使用する場合は
./phantomjs hogehoge.js
という雰囲気で使用することとなります。./などを使って、phantomjsファイルの場所を明確に示す必要があるので、注意してください。
ご覧いただきありがとうございました。