Windows 10でQLogic BR-1020(Brocade 1020) CNAのドライバをインストールする方法


はじめに

QLogic BR-1020はConverged Network Adapters(CNA)の機能を持った製品で、オークションサイト等で安く購入できるカードです。この度宅内LANを10GbE化しようとしており、SFP+で10GbEを利用するために適していそうだったためこの製品を購入しましたが、Windows 10ではドライバが必要でした(UbuntuやWindows Server 2016では不要と思われる)。

CNAというのは、Host Bus Adapter(HBA)というストレージ向けのアダプタ機能と、Network Interface Controller(NIC)というおなじみのLANを構築するための機能の両方を持っています。

ここでは、NICとして使う方法について解説します。

手順

はじめに、下記URLにアクセスして、「Driver package for Windows Server 2012 R2 (x64)」をダウンロードします。

https://driverdownloads.qlogic.com/QLogicDriverDownloads_UI/SearchByProduct.aspx?ProductCategory=322&Product=1214&Os=194

Windows Server 2012 R2用ですが、Windows 10でも動作するようです。

実行ファイルを実行すると、"C:\Program Files\Brocade\Adapter\Driver"にドライバのファイルが解凍されます。

"C:\Program Files\Brocade\Adapter\Driver"にはfc,fcoe,net,utilというフォルダが入っていますが、今回はNICとして使いたいので"net"の中にあるドライバをインストールします。中にある"bnad6.inf"を右クリックでインストールできます。

以上の手順で、Windows 10にてネットワークアダプターとして認識することができるはずです。

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