ついにGoogle Adsenseで追尾広告の設置が可能に!


Google Adsenseでは今まで一般アカウントによる追尾広告の設置を禁止していました。ところが、先日Googleから発表があり、特別の許可を受けていないアカウントでも
設置が認められることとなりました。大ニュースです!

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追尾広告について

追尾広告は、サイドバー部分の余白等に、スクロールしても画面に固定表示されるタイプの広告です。CSSで言うところのposition: fixedを広告に適用するようなものです。

追尾広告を使用すると、クリック率が向上し、場合によってはCTRが2倍になる効果が表れることもあります。

ポリシー改正の内容

以前のポリシーでは
1. 一定の収入を得ているアカウント
2. Googleによって承認されたアカウント
のみが追尾広告の設置を許可されていました。

今回改正されたポリシーでは
1. Adsenseをご利用いただいている全てのアカウント
2. Googleからの承認・問合せは不要
となりました。

ただし、注意事項を遵守する必要があります。

  • 広告がコンテンツに被らない・配置位置が近すぎない・広告が全て表示されるように
  • 縦のスクロールのみに利用可能。マウスのカーソルを追尾するのは禁止
  • 原則として余白部分での実装。広告と一緒にコンテンツやナビゲーションリンクが追尾されるのは禁止
  • 広告をユーザーのスクロール以外の動作で非表示にする実装は禁止
  • Google Adsense以外の広告と一緒に追尾されるのは禁止
  • スクロールによってスムーズに追尾されるようにする。断続的な動きは禁止
  • 追尾広告は1ページにつき1枠まで
  • モバイルサイトの場合、アンカー広告の形式として配信

PC版 設置例

以下が認められる配置例です。
OK

広告配置OK

上の画像のように、空白にAdsenseのみが表示されるような配置が認められています。

以下のように、他のコンテンツも追尾する配置、記事に被る配置は禁止となります。

NG

広告配置NG
NG

広告配置NG

モバイル版 設置例

モバイルサイトの場合
1. コンテンツと広告を切り離し、コンテンツと重ならないように導入
2. アンカー広告の形式(ページ上部もしくは下部)で配信
という条件があります。
OK

広告配置モバイル

このように配置します。

具体的な設置方法

基本的には、Adsenseのタグをdivでくくり、そのdivに対してCSSにてposition: fixedを適用するような方法となります。

HTML部分


<div id="ad">
  広告コードをここに貼り付ける
</div>

CSS部分


#ad{
  position: fixed;
}
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まとめ

  • 一般のGoogle Adsenseアカウントでも、追尾広告の設置が認められるようになった
  • 設置方法には制限があり、それに従う必要がある
  • 基本的にCSSにてposition: fixedを使用して固定表示する

以上となります。

この内容はGoogleによる限定公開の動画の内容ですので、情報ソースのリンク設置は控えさせていただきます。Google Adsenseのポリシーページへの掲載が確認され次第、追記します。この記事の信ぴょう性が気になる方もいらっしゃると思いますが、既にAdsenseをご利用中の方であれば、Adsenseに登録しているメールアドレス宛にこの動画のURLが届いているかと思いますので、そちらからご確認いただけます。また、このサイトでは既に追尾広告を設置していますので、私がこの発表に信ぴょう性があると確信していることがお分かりいただけると思います。
(2020/05/07 更新)Googleが追尾広告に関するPDFファイルを公開しました。
直リンクですが、URLを表示しておきます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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